高血圧　 DEATH RECIPE　「天ぷらうどん」

高血圧　 DEATH RECIPE　「天ぷらうどん」

私たちの体は、血液を送り出されることで酸素や栄養分が全身に巡ります。

体の隅々まで巡るように血液に圧力をかけてポンプのように送り出すときの、

血管の内側にかかる圧力を血圧といいます。血液がﾄﾞﾛﾄﾞﾛだったり、

血管が狭いと圧力は強くかけないと全身に巡りません。

この強い圧力の状態が高血圧といい、強い圧力をかけ続けていたら、

血管が破れたり、他の臓器にも圧力がかかってしまい、

脳出血、心筋梗塞、腎不全などの死に至る病気に繋がります。

高血圧症は加齢によっても引き起こされ、３０歳以上の男性の６割、

女性の４割が症有者といわれていますので、３０歳を超えたら、

日常的に血圧を検査することと共に、高血圧の原因となる食塩の量を控えることが大切です。
成人の一日の食塩摂取量は、男性で９．０ｇ未満、女性で７．５ｇ未満とされていますが

「高血圧治療ガイドライン」によると、高血圧の方は６ｇ未満を目標としています。

高血圧　 DEATH RECIPE

「天ぷらうどん」

美味しいうどんを作るためには、製造過程で塩を入れてグルテンを引き締めて

「こし」を強くします。茹でたときに湯に溶け出しますが、約０．５ｇは麺に残ります。
この美味しいうどんを塩分量約５ｇの汁の中へ入れます。
そこへ、油で揚げた天ぷらのトッピングです。カラっと揚げた天ぷらは、

塩分約５ｇの汁を充分に吸い上げてくれます。散々美味しく食べたところで、

ふと・・・頭の中で塩分のことが過ぎって汁を残したってもう遅い。

天ぷらは汁の塩分をちゃっかり吸い上げていますし、

油は血管内に付着して血行を妨げるというトラップ付きです。

塩分量を考えて汁を残したので・・・塩分量約４ｇ、

一日の塩分目標の 2/3 を一食で摂取できます。

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